5つのシステム|とことん自然を利用する|地中熱利用で住宅やビルに電気供給

とことん自然を利用する|地中熱利用で住宅やビルに電気供給

5つのシステム

工事現場

地中熱利用システムといってもいろんなものがあります。施設によって使い分けることができるので、利用したい施設には何が一番合っているのか、検討することが可能です。大まかには5つの方法に分かれていますので、確認しましょう。まずはヒートポンプシステムです。ヒートポンプの熱源としているのは、地中熱となっていて、空気熱を利用するシステムとは異なっています。このヒートポンプシステムも二つに区別され、クローズドループ方式とオープン式といったシステムがあります。クローズドループの方は、地中熱交換とも言われ、水や不凍液を使います。これを交換機の中で循環させることで、地中熱との温度差で熱交換が行なわれるのです。オープン式の方はクローズドとは違い、熱交換器の中で不凍液や水を使うことはありません。井戸水を利用するので、環境に優しい利用ができます。

水循環のシステムは、地中熱利用システムの一つに数えられます。方式としてはヒートポンプシステムと変わらず、クローズドループかオープン方式が作られています。主に路面凍結防止に使われるもので、地中熱が加えられた不凍液や水を常に放熱管に循環させることによって熱を供給します。空気循環法の地中熱利用システムに関しては、地中に熱交換のパイプを埋め込むことになります。熱伝導の地中熱利用システムは、住宅に主に使われていて、土間床が利用されているのです。最後に、ヒートパイプですが、これは冷媒の蒸発機能を利用したものです。地表の温度が低くなるごとに冷媒が蒸発するため、地中の熱を利用できるという仕組みです。